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ICU Peace Bell奨学金

同窓生の声から生まれた、ICU独自のフルスカラシップ奨学金

同窓生のイニシアチブにより各世代が在学生を順番に支援する発想から始まったICU独自の奨学金です。ICUの模範となる学生を入学前に募集し、在学期間の4年間にわたりフルスカラシップで支援します。

この寄付について

ICU Peace Bell 奨学金について

本学同窓生のイニシアチブにより、世界に羽ばたく高い志を持った優秀かつ経済的支援を必要とする学部生に対する「ICU Peace Bell 奨学金」を設置し、2008年度より給付を開始しました。本奨学金は、ICU独自の画期的な奨学金であり、その理念にご賛同いただいた方々の寄付により学部生1人あたり4年間で400万円を支給していましたが、2024年4月より支援内容が拡充され、入学金、年間授業料および施設費、(本学の学生寮へ入寮した場合)入寮費・年間寮費に相当する約830万円が免除されることになりました。毎年約14名のスカラーが選出され、ICU生の模範として活躍し、卒業後は社会に貢献することが期待されています。
当募金へのご寄付はICU Pay Forward基金とあわせて運用し、将来にわたって学生支援を行うための貴重な資産として活用いたします。

名称 ICU Peace Bell 奨学金
目的 世界に羽ばたく高い志を持った優秀かつ経済的支援を必要とする学部生を支援する給付型奨学金となります。 ICU Peace Bell奨学金へのご寄付は、Pay Forward 基金と合わせて運用し、その運用益を奨学金の原資といたします。将来にわたって学生支援を行うための貴重な資産として活用させていただきます。
期間 永続的なキャンペーンです。
免税措置 国内在住の方は寄付控除の対象。米国在住の方はJapan ICU Foundationにお問合わせください。
顕彰 学報 "The ICU"等で顕彰いたします(匿名ご希望の方を除きます)。ご寄付総額が累計で500万円以上のご寄付者のご芳名を特別顕彰板にて顕彰いたします。

ご寄付者よりメッセージ

ICU Peace Bell 奨学金

ICU 初期の頃、ニューヨークにあったICU 財団からの奨学金があった。その原資はアメリカ人の篤志家からの寄付金が主体であり、それらの方々が新たに献学されたICU の教育に大きな期待を寄せていたことがうかがわれる。戦後の日本の再建は教育制度から、ということでICU の創立が計画されたが朝鮮戦争が起き、アメリカでの募金が予定通りに行かなかったことも背景にあったのかも知れない。
 
私は財団からのこの奨学金の恩恵に浴した一人だが、湯浅学長から御礼の手紙には毎学期の成績も報告するように言われた。アルバイトに追われB・アヴェレージをとるのがやっとであった私は、この奨学金を寄付されたスポンサーの未亡人に自分の成績をどう表現するか苦慮したことを、今思い返している。その時は、ICU が3 学期制で年3 回結果がでることに、うらめしさを感じたものである。
 
ICU 卒業後ガリオア・エロア資金からの奨学金やフルブライト上院議員の寄付による奨学金などにより、海外の大学院に進学した同窓生もかなりの数に上っている。そしてこれら奨学生がやっと自分達も寄付することができるようになった時に、ICU にPeace Bell 奨学金ができた。これをプロモートしたのも奨学金の恩恵に浴したある4期同窓生を代表とする同窓生たちである。1 期のメンバーはその立場上他の期の模範となろうと募金委員会をつくり、我々がお世話になったクライダー学部長御夫妻のお名前を冠した「カール&エヴェリン・クライダー奨学金」として呼びかけることにした。幸い同期のアラムナイメンバーの協力も得られ、ICU Peace Bell スカラーを選ぶことができた。
 
すでに何人かの同窓生(又は御家族)は実施しているが今後、このPeace Bell 奨学金の大きな原資として考えられるのは「遺贈」ではないだろうか。各大学(特にアメリカ)の例を参考に、考えようによっては微妙な部分にふみ込まざるを得ない点も考慮に入れて、ICU としての制度設計を考えていただきたい。
 
我々が入学した時には卒業生は一人も居なかった。そしてアメリカを中心とした人々が支えてくださった。今我々には2 万8000 人の同窓生がいる。今後ICU を支えるのは、これらアラムナイの我々である。
(2018年ご寄稿)

奨学金に込められた想い、そして願い

私共4期生が卒業したのは1960年、同期卒は160名程度でしか無く、近年約600名の卒業生数に較べるとこじんまりとしたクラスでした。現在では全員が約80歳という集団ですが、母校に対する感謝、愛着の念が強く今でも毎年同期会を開催し続けており、可能な限りこれからも続けたいとの希望が多数意見です。皆さんは、何故(?)と思われるでしょう。その最大の理由は、4期生の多くが語る「ICU教育の4年間が有ったから今の自分が在る」「教育と言う名の4年間の贈り物に対する感謝の念」です。私自身は、取り得は英語好きだけで、二浪の後にやっと大学生たる事を得た「出来ない坊主」でした。しかし、教養科目、英語教育のお陰か卒業後、当時では難事であった留学のチャンスにも恵まれ、ヨーロッパを活躍の舞台として金融、投資業界の荒波の中、組織を頼らず独力で生き抜く事を信条にやって来られたのはICUのユニークな教育、その後の留学経験のお陰です。
 
卒業後40年を過ぎた2004年、仲間も定年期入りの頃、自分なりに強く考え出した事がありました。それは、大学に対する感謝の念を「形あるものとして残したい」ということでした。大学にとり、在校生にとり、最善の貢献は何か? 潤沢では無い自分達の資金で何が出来るのか? 日夜考慮を重ねた結果、辿り着いた決論は、「年100万円、4年間支給の画期的な奨学金制度の新設」でした。これほど多額な奨学金制度は、当時の日本では例は無く正に画期的でした。同時に考えた「原資は卒業生世代の順繰り的な寄付金によるものとする」も一つの工夫でした。加えて制度継続の為卒業世代から在校生へ、その在校生が次なる世代へと「寄付のトーチをリレー方式」で受け継いでゆく点にも斬新な創意ありと自負しました。 当時ICUの独自性が開校時程目立たなくなっている、という危機感もあり、何かもう一つの特色を付け加えたい、との願いもありました。成案を得て後、これを「具体的提案」の形で理事会トップ、学長、1~3期生の先輩方、同期仲間、後輩の諸氏にお伝えする事とし、約2年間何度も何度も提案メモを郵送し続け、そのメモが数十通に達した頃、理事会、大学トップの英断があり、06年この新奨学金制度がスタートしたのです。
 
実際に奨学金支給が始まったのは08年4月で、現在までに卒業スカラーを含め受給スカラーは123名と聞きます。原資となる寄付金額も累積で5.4億円にも達しており、これまでご寄付頂いた方々のご厚志、ご支援に深く感謝する次第です。とは言え、この奨学金制度を当初の目的通り「国際性」「キリスト教主義」「リベラルアーツ」に次ぐ母校の第四の特色と呼ぶには、毎年約10数名の支給規模が如何にも小さいと言わざるを得ません。理想は、「学部全在学生2500名の約5%に年額100万円支給」でしょうか。この理想実現の為、私共を含む関係者全員による一層の戦略的工夫、行動が求められます。遠大な目標ですが、その達成に向け皆様どうぞお力をお貸し下さい。
(2017年ご寄稿)

(各個人名や社名などはオンライン公開版用に省略・変更しています)

関連情報

「一つの願い」⼀万⽥ 尚登

「世界史におけるICUの奇跡」北原和夫(2002.09.11 大学礼拝:平和の鐘奉献式)

成果報告

現在の寄付金額

19,735,840円

35.2%

現在の寄付件数

225件

2025年8月31日現在

活動報告

ICU Peace Bell奨学金新スカラー歓迎式典開催のご報告

2025/09/11

2025年9月2日(火)、ICU Peace Bell奨学金新スカラー歓迎式典が行われました。
授与式には理事長や学長をはじめとした学内関係者や先輩スカラー達が出席し、同日午前に入学式を済ませたばかりの新入生スカラー3名を温かく歓迎しました。

感謝の声

K.A

専攻分野や文理に関わらず自らの興味を追うことができたICUでのこの四年間は、皆様のご支援がなくては成し得ないものでした。心からの感謝を申し上げます。今後はこの学びをICUに、そして社会に微力ながらも還元できるよう努力していきます。

M.H

ご寄付者の皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。ICUでの学びや出会いを糧に、卒業後も社会に貢献できる人材になれるよう努めて参ります。

S.I

皆さまの暖かいご支援を受けて、意欲的に学び続けることができた4年間でした。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

A.K

ICU Peace Bell 奨学生として卒業を迎えられることをとてもうれしく思います。私が考える「スカラーとしての責任」を果たすため、今後自分なりに社会、そしてICUに貢献したいと思います。

Y.L

ICUでの4年間は、私の人生における大きなターニングポイントでした。高校卒業後に就職する予定だった私に素晴らしい学び、仲間、先生、そして思い出を与えてくれたからです。Peace Bell奨学金なしにICUで学ぶことはできませんでした。ここで受け取った恵みを今度は次世代へ受け流していく者として、世界平和に貢献していきたいです。本当にありがとうございました。

D.M

4年間のご支援ありがとうございました。この奨学金がなければ、ここまで学生生活を謳歌することはできなかったと思います。引き続き、全力を尽くします。

R.N

4年間の多大なるご支援に心より感謝申し上げます。ICUで培った学びと感謝の気持ちを自分らしい形で社会に還元できるよう精進して参ります。

Y.S

貴重な機会を賜り心より感謝申し上げます。ICUで培った多様な経験を活かし、社会に貢献できる人材となれるよう精進します。

M.T

I am deeply grateful for the opportunities I received during my four years at ICU. Studying in California broadened my perspective and made me aware of the structural challenges facing Japan’s startup ecosystem. Going forward, I hope to address these issues through public policy and contribute to building a more supportive environment for innovation and entrepreneurship in Japan.

匿名

4年間のご支援に深く感謝いたします。ICUでの学びは私の人生を大きく変えました。卒業後はイギリスプリマス大学の博士課程に進み、海洋プラスチック汚染の緩和を目指します。

匿名

As my time at ICU draws to a close I am filled with feelings of gratitude and humility. This scholarship enabled me to explore my interests and passions in a way that would have been otherwise impossible. I plan to continue my study of philosophy and computer science, and my plan now is to eventually return to the academic world and teach the next generation of students, paying forward what I have learned here at ICU.

匿名

学業・サークル通して友人たちと切磋琢磨し成長できた4年間でした。長い間大変暖かいご支援ありがとうございました。

匿名

ICUで得た最大の学びは「学問に終わりはない」ということです。ICUを卒業しても、一生問い続け、学び続けたいと思います。

匿名

ICUでの学びを通して、学術面、また、人間としても、大きく成長をすることができました。この学びを支えて下さったPBSに感謝いたします。

匿名

My four years in ICU has been a life changing experience, which has helped me grow immensely as an individual, by meeting so many people from various diverse backgrounds and learning from their experiences, which had not been possible without this scholarship. I would forever be grateful for this opportunity in life and hope to give back in the future in some way.

匿名

Without the sustained generosity of the donors, I would not have been able to freely pursue my academic and personal aspirations these past four years. My time at ICU has provided me with the foundation to move on to the next chapter of my life as I strive to continue being a lifelong learner. Your contribution has bridged my educational dream and my reality and I will forever be grateful.

匿名

It pains me that I cannot express my gratitude in person. I am currently pursuing my dream at RGB Kew in research on climate change and biodiversity loss -- all that I have accomplished during my time in university, I owe to the possibilities granted by the Peace Bell Scholarship donors.

匿名

ICUでの4年間は学習意欲が湧く、大変充実した学生生活を送れました。卒業後の抱負としては、未来の若者に還元できる人になることです。

匿名

ICUで得た最大の学びは「問い続けること」。人生は問いと決断の連続だが、"己を知る"ことの大切さを持ち、常に貪欲な姿勢を持ち続けたい。

匿名

4年間で視野を広げ、また興味のあることを追究することができました。これからも、もっと学び、アウトプットしていきたいと思います。

匿名

ICUでは幅広い知識と多様な価値観と共に、日本語教師になるための学びと経験を積むことができました。自分自身も学び続けながら、言語の面白さ、奥深さを伝えられる教師でありたいです。

匿名

理想と現実に対峙した4年間で対話から真摯に向き合うことを学びました。IT業界に就職後も、問いかけることを学びと実践の柱とし、トーチリレーの担い手として貢献していきます。

匿名

ICUでは大切な友人たちとの何気ない会話が楽しく忘れられない思い出です。卒業後は社会人1年目としてがむしゃらに働き、成長していきたいと思います。

匿名

ICUでの経験を通して私の世界は文字通り広がりました。自分の人生と世界の繋がりを意識しつつ、これからも更に大学院で学びを深めていきたいです。

匿名

ICUでの学びは、私にとって一生の財産となりました。人の支えにより得られたこの財産を、社会にいかに還元できるかを考え、行動できる社会人になりたいです。

匿名

やりたいこと、やらなきゃいけないことをこの四年間でたくさんできました!これからも考古学を勉強し続けて、たくさん学びます!コロナウイルスに負けず留学したいです!

匿名

やりたいこと、やらなきゃいけないことをこの四年間でたくさんできました!これからも考古学を勉強し続けて、たくさん学びます!コロナウイルスに負けず留学したいです!

匿名

卒業後は、大手人材会社にて精進してまいります。配属は広島県と、縁もゆかりもない土地ですが、不安よりもわくわくが大きいです。

匿名

ICU の精神を受け継いで
ICU Peace Bell 奨学金に応募した時の書類で、今でも印象に残っている設問があります。それは、ICU 創立の経緯について調べ感想を書いてくださいというものでした。第二次世界大戦の反省を元に、人類平和に貢献する人物育成のために創立されたこと、また国や立場、信仰などの垣根を超え、平和を強く願う多くの人々の寄付によって支えられたことを知り、とても感銘を受けたことを覚えています。その系譜を受け継いだPeace Bell 奨学金に支えられ、ICU での学生生活があったからこそ、今の自分がいます。

ICU での授業やサービスラーニングの経験から教育分野に関心を持ち、現在は私立大学の図書館で司書として働いています。ICU で学問分野にとらわれず幅広い考え方を学べたことで、様々な学生や教員への学修・研究のサポートを楽しみながら行うことができています。またアメリカでの交換留学の経験から、消極的だった自分が人と積極的に関わっていくことを学びましたし、ICU に漂う、人との違いを受け入れ合う精神が、今も自分の中にずっと生きつづけていると感じます。そんなICU での学びを支え続けてくださったPeace Bell 奨学金と寄付者の皆様には、感謝してもしきれません。

社会人になってから、ICU 初代学長の湯浅八郎先生の著書『若者に幻を』を読む機会がありました。その中の「ICU 私見」という項に、こんな言葉があります。
"私は多数の有為な卒業生諸君が大企業や官庁関係の機関や学界にあって華々しく活動しておられることを大いなる誇としていますが、同時にそれにもまして多くの卒業生諸君が地方に在ってそれぞれ自分の持味を活かし黙黙として自由に、いわば草の根運動的奉仕に開拓者的健闘をつづけておられることに不断の敬意と感謝とを捧げている次第です。卒業生諸君、申すまでもなく問題は世評の如何ではありません。ICU らしい設問は、自己の天分に応じ、神の前に正しく生きているか否かではありませんか。"

自分のやっていることやあり方に不安を感じ、悩むことも多々ありますが、この言葉に何度も救われています。このICU の精神を胸に刻み、献学当初から受け継がれているICU 生としての使命を次の世代につなげるべく、自分の進むべき道を進んでいきたいと思います。また、様々な場で活躍されてきた先輩方やスカラーの皆様とお会いできる機会を楽しみにしております。

匿名

今の私を育んだICU Peace Bell 奨学金
兄のキャリアチェンジと弟の進学、そして私の受験時期が重なった2010 年秋。進学を意識し始めて以来、両親の経済的な負担が少ない方向での大学進学の道を模索している中でICU Peace Bell 奨学金の制度を知りました。当時ICU に在学していた先輩からかなり狭い門だと訊いていましたが、部活動の顧問教諭の多大なお力添えをいただきつつ応募し、無事スカラーに選出いただきました。当時は言葉にできませんでしたが、「自分の希望を応援してくれる人がいる、受け入れられた」という感覚は、大学生活を通じて私の人格の一部に昇華されていきました。

高校時代の交換留学、大学時代の留学経験や学習ボランティア、留学生のサポート活動...これまでの経験一つひとつが現在のキャリア形成においても道標になっています。何より、ICU というキャンパスの多様性― どのようなことに対しても建設的に批判的でありながら、共存しているキャンパス― が、今の私の人格を特徴づけています。

卒業して早4 年目、現在は都内に拠点を持つ学校法人の企画部門に所属しております。自身の所属する学園やグループが有する資源を理解しつつ、省庁や自治体の抱える課題解決に向け事業提案をしております。教壇に立つ形ではありませんが、広い角度で教育に携われていることに感謝しています。また英語力を期待され、学内の部門を越えて仕事を依頼されることも増えて参りました。広い視野と語学力が衰えることのないように、またこれまで以上に自分の「やってみたい!面白そう!」という感覚を磨きながら、自身の人生をつくっていく―これが一つの恩返しになると信じながら邁進してまいります。

昨年秋に発足した同窓会 Peace Bell Scholar 支部では、各世代間の連絡手段を整備するなど、少しずつ支部としての形態を整えております。メンバーの中には支部という枠にとらわれず、同窓会活動に積極的に参画している姿も見受けられます。今後も在校生・卒業生だけでなく寄付者の皆様ともコミュニケーションを図っていきたい―これは支部のメンバーに通底する思いです。引き続き長い目で活動をお見守りいただければ幸いです。

匿名

寄付者とスカラーの繋がりを求めて
ICU Peace Bell奨学金の存在を初めて知ったのは、まだ進路に迷っていた高校3年生の秋。自分の可能性を制限したくなかった当時の私が、担任教師に薦められるがまま手に取った、その白いパンフレットは、緑に囲まれた開放的なキャンパスのイメージが印象的で、すべての学問を「教養」として一つの学部に統一している所が非常に魅力的に映りました。母子家庭で、兄弟姉妹も多かった私にとって進路選択とは常に、夢と学費のせめぎ合いでした。しかし、そこに紹介されていたPeace Bell奨学金という制度は、純粋に、自分の希望を追いかけていいのだと思わせてくれました。実際は応募こそしてみたものの、一学年から数えられる程の、そのわずかな定員数に入ることへの期待はほとんどありませんでした。それだけに、家族に見守られながら、大学から郵送されてきた少し分厚めの合格通知を開封した瞬間は私の人生で忘れられないものになりました。

ICUを卒業してからもうすぐ2年が経ち、私は現在、貿易関係の仕事をしています。年齢も違えば、考え方も異なる、多様な人を抱える「組織」に所属し、一つの目標に向かって共働するというのは決して楽なことではないと感じますが、ICUでの経験に毎日、支えられています。奈良県の小さな町で生まれ育った私が、今こうして世界の現場で働けているのは、振り返ればあの秋に、ICUを知り、Peace Bell奨学金を知り、皆様と出会ったからにほかなりません。4年間の大学生活を叶えてくださった皆様にこの場を借りて、感謝申し上げます。

Peace Bell奨学金はこれまでに123名のスカラーを輩出し、そして来年、2018年4月をもって、設立10周年を迎えます。この記念すべき節目にあたって、先日、我々はPeace Bell Scholar支部を立ち上げるに至りました。支部の存在理由は、寄付者の方々と奨学生、そして奨学生と奨学生同士が繋がることのできる場の提供です。

この報告書でも新たに「寄付者の方からの寄稿」「卒業スカラーからの寄稿」「スカラーへの冊子共有」という3つの取り組みが反映されています。寄付者の方々の想い、そして卒業・現役スカラーの活動を共有し、お互いを知り合うツールの一つにこの報告書がなればいいな、と考えております。この取り組みの実現、そしてそれ以前に支部の設立にあたっては、同窓会の先輩方、大学事務局の方々にたくさんのお力添えをいただきました。ICU同窓会募金部担当副会長、アドヴァンスメント・オフィスのみなさん、学生サービス部長、ありがとうございました。

これからもPeace Bell Scholar支部では、コミュニケーションの場づくりを中心に活動してまいります。寄付者の皆様、スカラーの皆様とお話できるのを心待ちにしております。

寄付者からのメッセージ

ご寄付いただいた皆様からの温かいメッセージを掲載させていただきます。

お名前 寄付日 メッセージ
2026/4/1 みなさん、世界に向かって、勇気をもって羽ばたいてください。
2026/4/1 卒業後もICUコミュニティの一員であることを忘れずかつ利用してください。
2026/4/1 スカラーの方々の絆が強められ、同窓会の支部のひとつとして育って行くことを期待します。
2026/4/1 みなさんが4年間大学生活に真摯に向き合い、大変豊かな時間を過ごされたことを知り、とても嬉しく感じました。今の気持ちを大切に、これからの社会でのご活躍をお祈りしています。
2021/2/13 スカラーの皆さんの豊かな学生生活をお祈りしています。思い存分楽しんでください。
2021/2/13 入学おめでとう。実り多い学生生活を送ってください。
2021/2/13 今年も目を輝かせた素敵な後輩をPBSスカラーとして迎えられたことは素晴らしいことだと思います。
2021/2/13 常に自身を磨き,希望の場所で能力を発揮しながら発展していってください。
2021/2/13 みなさん、ご入学おめでとうございます。経済的なことを心配せずに自分の将来目指す夢やビジョンの実現のために充実した4年間を過ごせるようにお祈りしています。
2021/2/13 皆さんとてもしっかりしたスピーチでした。ICUの理念をいつも思い出し、後世にバトンタッチしていってください。そしてICUのことを、世界の周りの方たちに語ってください。そうすれば、さらに多くの方がICUから恩恵を受けるでしょう。
2021/2/13 コロナ禍において勉強(社会勉強も含む)を続けていくことは難しい面がたくさんあると思いますが、頑張っていただきたいと思います。
2021/2/13 どうか皆さんそれぞれの目標に向かって励んでください。
2021/2/13 ICU Peace Bell奨学金を頂いていることを重荷に思わず、伸び伸びと過ごしていただけたら嬉しく思います。
2021/2/13 皆さんのメッセージにとても励まされます! (自分の学生時代より、皆さんははるかに優秀!! (笑)) この奨学金にICUのスピリットが息づいていること、そしてこの奨学金に少し関われていることを嬉しく思います。
2021/2/13 お一人お一人の心のこもった感謝と夢についてのメッセージ確かに受け取りました。 健康にくれぐれも留意なさって、素晴らしいICU生活を過ごしてください。
2021/2/13 明るい未来を予感させてくれるスピーチをありがとうございました。感動いたしました。私は(ごく少額ですが)寄付をした側ですけれど、逆に今日は未来への希望とか、若者の抱く夢そのものに触れることで湧いてくる生きる力など、多くのものを与えていただきました。
2021/2/13 しっかりとしたスピーチに感心しております。若い力に刺激を受けました。 こちらも頑張らねばと思います。健闘をお祈りしております。
2021/2/13 多種多様な人達が集まるICUのキャンパスライフは楽しい事と裏腹に嫌な事もまた沢山(この世の縮図)でしょうから、歯を食いしばって負けずに目指す道を見つけて下さい。その先に、後日振り返って、良かったと思う学生生活を送られるよう願います。
2021/2/13 皆様のご活躍を期待しております。
2021/2/13 一年先輩PBSのウェルカム・スピーチも感動的でした。とても温かく実践的で、新入生の皆さんがどれだけ心強く思われたことでしょうか。素敵な先輩に会えた新入生の方々は幸せです。ありがとうございました。
2021/2/13 それぞれのスカラーの熱い思いのこもった志表明をうれしく拝聴しました。初心忘るべからず、ぜひ、今日の思いを記録しておいてください。そして毎日、ほんの数行でいいから日記を書くことをお勧めします。夜寝る前に一日を振り返り、印象的だったこと、世の中の動きでも何でもいいので、自分の言葉で書き綴ってみてください。「5年日記」が市販されているのでお勧めです。4年後、卒業時に今日の志がどのような実を結んだのか、思いもかけない発展があったのか、ご自身の成長記録になると思います。
2021/2/13 多くの同窓生が愛をもって支援、見守っていることを覚えていてくださいませ。そう遠くない時期に、皆さまに直にお会いできる日が来ますように。おめでとうございました。
2021/2/13 本日は、PBSでご入学された学生の皆さん受賞おめでとうございました。まず、ICUで学んだ先輩として、お一人お一人、皆さんの素晴らしいスピーチに心から感動したことをお伝えしたいと思いました。しっかりした夢・目標をお持ちで、しっかり学び、考え、花開いて、キャンパスから巣立っていかれるのだなと、これからなのに、もうその時のお姿が想像できてしまうほどで、誇らしく思いました。受賞が決まった時に親子で喜ばれた時のエピソードを伺った時には、まるでそこに私もご一緒していたかのように、私に支援する機会を与えてくださった神様に感謝の思いを新たにしました。
2020/2/8 みなさん、世界に向かって、勇気をもって羽ばたいてください。
2020/2/8 卒業後もICUコミュニティの一員であることを忘れずかつ利用してください。
2020/2/8 スカラーの方々の絆が強められ、同窓会の支部のひとつとして育って行くことを期待します。
2020/2/8 みなさんが4年間大学生活に真摯に向き合い、大変豊かな時間を過ごされたことを知り、とても嬉しく感じました。今の気持ちを大切に、これからの社会でのご活躍をお祈りしています。
2020/2/8 To the Peace Bell Scholars, congratulations! When you graduate in March, or in June, I am sure you will be able to carry into the future an appreciation of the opportunity the scholarship has given you. I am also sure that, in the future, you will find a way to reach out to others around you who may need a bit of help. May all of you continue to flourish, and to rise to greater heights in your lives. Good luck and may God bless you.
2020/2/8 素晴らしい報告をありがとう。感動を覚えました。
2020/2/8 ICUでの学びと経験を土台として、これからの人生をしっかりと歩んで行ってください。いろいろなことがあると思いますが、きっとICUでの学びと経験が役に立つはずです。
2020/2/8 ICUには学生同士、教授と学生間にフラットな関係があり、いろいろな場面で話し合いの機会が多くあるようですばらしいです。研究のテーマもかなり自由に選べるようで、方向のまだ定まっていない若者には自分を見つける良い機会となっているのだろうと推測致します。 ささやかながら次の時代を担って行く若者の支えになれたことをとてもうれしく感じました。
2020/2/8 「みんな意見を持っているのに、大勢になると発言しない」ということに就職活動中に気づき、「豊かな対話ができるICUのよさ」に気づいたという発言がありました。社会人になるとますますそのことを強く感じ、悩み、傷つくでしょう。しかし、丸くなって沈黙し、不条理を黙認する人、不義を素通りする人にならないでほしい。まちがっているのは社会の方です。2018年にバーナード・カレッジの卒業式でアビー・ワンバックが語りきかせたWolfpack speechを贈りたい。試練にあっても孤立せずへこたれないためには、仲間が必要だ。諸君がよきオオカミの群でありつづけることを祈ります。/政治哲学と演劇について述べたスカラーは、東大の木庭顕をお読みになったかしら?ギリシャで法が成立したこととギリシャで市民が演劇を観たこととの間には深い関連があったらしい。日本で政治が貧弱なのは、対話が無いからだけではない。対話できる公的空間の成立条件が、政治的公共空間を占めるべき市民に把握されてないからだ。ギリシャにおいて、演劇は市民の政治教育の手段であった。Liberal Artsを学び、教養学士となった諸君のなすべきことは、日本でも世界でも多い。健闘を祈ります!
2020/2/8 卒業後30年以上経ちましたが、私自身、ICUでの経験がその後の人生の方向性や生きる姿勢の大きな土台となっており、金銭的な理由でこの経験を諦める若者を出してはならないという気持ちから、毎年微力ながら協力しております。本日の発表を聞いて、勉学、サークル活動、海外での経験、人との交わりなど、たくさんの刺激を受けて多彩なことに果敢に挑戦し、志を抱いて社会に出ていく皆さんの姿に大きな喜びをいただきました。立派に巣立っていく皆さんをこれからも陰ながら応援しております。
2020/2/8 スカラーの皆さんの成長に感動しました。こんな素晴らしい後輩たちを応援できる機会が得られて本当に嬉しく思います。
2020/2/8 皆さん立派です。ICU後の人生が本番です。ご健闘を祈ります。
2020/2/8 ICUでの多様な学びを生かして、自分に与えられた賜物を生かす道で、活躍してください。皆さんが社会に貢献することが、寄付された方々が望まれていることだと思います。
2020/2/8 ピースベルスカラーの皆さま、同窓生の寄付者の一人です。感動のご報告を聞かせていただきありがとうございました。環境の激変で大変なことも多かったはずの学生生活について生き生きとお話してくださいました。皆さんがそれぞれの形で、ICUの理念を大切にしながら、小人数教育だからこその教職員の方々と距離の近い対話を生かし、リベラルアーツの懐の深さを満喫・学び・成長されたことがしっかり伝わってきました。 卒業されたら、皆さんも同窓生。時代は違っても、同じ「学び舎」とその想いと文化を共有できる仲間として、お付き合い続けられれば嬉しいです。先輩からご紹介があったように、同窓会にはICU Peace Bell Scholar支部があります、是非ご参加くださいね(Facebook:https://www.facebook.com/groups/454239081321721)。
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