外交・国際公務員養成プログラム(DIPS)とは?
ICU大学院では、リベラルアーツのさらなる展開をめざし、リベラルアーツの素養をもった「実務家」養成のため、2019年4月から新たに3つの学修プログラムを開始しました。外交・国際公務員養成プログラム(通称DIPS)はそのうちの一つのプログラムで、本学で既に設置されている、学士・修士を5年で取得修了する「5年プログラム」とも対応し、未来をリードする人材の育成をめざします。プログラム修了後には、修了証が授与されます。
ICUは献学以来「恒久平和の確立に資する人材の育成」を使命とし、数多くの国連・国際機関職員や外交官を輩出してきました。本プログラムは、外交や国際機関などでプロフェッショナルとして働くうえで重要な知識や思考能力、課題解決力を養成します。国際社会の様々な分野において平和に貢献する人材を育成しています。
外交分野・国際機関で働くことへの理解
本プログラムは、将来的に外交分野や国際機関で働くことを志望するICUの大学院生(5年プログラム生を含む)を対象としています。そのために相応しい関連の深い授業を体系的に提供し、所定の必須科目を設けるとともに、インターンシップや関連セミナーなどの経験を通して、国連をはじめとした国際機関やそこで働くことへの理解を総合的に深めることができるプログラムとなっています。
実践的な授業・セミナー
学生は、本プログラムを通して、国際行政・国際関係、国際経済・国際金融、平和と持続可能な開発等、それぞれの興味の分野の組み合わせにより専門性の高い科目群を受講します。指定の科目の中には、ニューヨークの国連本部における研修を含む授業など、直接実践的な内容に触れる機会も用意されています。
経験者による指導・アドバイス
本プログラムの参加者は、多様な背景を持ったクラスメイトとの少人数での対話や討論を通して、外交や国際機関等でプロフェッショナルとして働くうえで重要な知識や思考能力、課題解決力等を養成します。また、元国連職員や関連機関での就業経験のあるプログラムアドバイザーや教授によるキャリアアドバイスの機会もあり、将来的なキャリアの可能性を広げます。