ICUでの学び

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3学期制

ICUの学年暦は、秋学期、冬学期、春学期の3学期から成り立っています。それぞれの学期は11週間で、授業も各学期で完結します。交換・招聘プログラムの学生も、自由に履修計画がたてられます。

交換留学プログラムの期間については、協定校によって異なります。自分の所属大学の留学担当オフィスのコーディネーターに確認してください。

秋学期:9月初旬~11月下旬
冬学期:12月初旬~3月上旬
春学期:4月初旬~6月下旬

詳しい日程は、本学の学年暦を確認してください。

成績評価制度

ICUでは学生の成績評価制度としてGPA(Grade Point Average:履修した科目1単位あたりの成績平均点数)制度を採用しています。単位編入/認定の方法は皆さんの所属する大学によって異なります。学生の学習到達度は、授業への参加やレポート、クイズ、テスト、試験の評価などによって各授業ごとに定められています。

ICUでは1つの授業(時限)は70分です。基本的には、10週間×70分の授業を1単位とします。授業1時限に対して、課題や復習、予習などを含めて2時間の授業外学習をすることが想定されています。ICUではほとんどの授業は2単位か3単位に相当します。

評価はA, B, C, D, Eの5段階にわかれており、100点満点のうち60点以上の評価で合格とします。

詳細については、こちらをご確認ください。

科目(履修)登録

交換/招聘留学生は、リベラルアーツ英語プログラム(ELA)を除いてICU教養学部のほぼ全ての授業の中からを履修科目を選ぶことができます。また、大学院科目のうち、400-599番台の科目であれば、事前に授業の担当教員とICUのアカデミック・アドヴァイザーから承認をもらうことで、学部高学年の学生でも履修することがでいます。

現在、全体の約30%の科目が英語で開講されています。

科目登録に関する考え方やルールは所属大学と大きく異なる可能性があります。来日後のオリエンテーションで科目登録の説明がされるので、説明をよく聞き、配布された資料を確認し、ICUのルールにしたがってください。

科目登録は、毎学期の履修登録日に行われるので、来日前の事前登録は必要ありません。各学期の履修登録日は、学年暦を確認してください。履修登録日に科目登録ができない場合は、予め定められた登録変更期間に履修登録をすることも可能ですが、'Late Registration'には3,000円の費用を支払う必要があります。また、登録変更期間内であれば、登録内容を変更することができます。履修登録変更期間終了後は、どんな理由があっても登録内容を変更することはできません。

ICUでの標準登録単位数は13単位/学期です。但し、アカデミック・アドヴァイザーの許可があれば、最大18単位まで登録することが可能です。留学ビザで来日した学生は、留学ビザの必要要件を保持するために、各学期最低9授業/週(70分×9授業)以上の登録が必要です。必要最低単位数を満たしていれば、所属大学による制限やルールがない限り、学生は自身の能力や希望にあわせて自由に科目を登録することが出来ます。

科目検索

翌年度(4月~3月)の開講科目と授業のスケジュールは、毎年2月に公開されます。現在の開講科目とシラバスは、こちらから確認ください。科目の探し方については、[ICU] How to Search Courses.pdf(英語)を参照してください。

大学院生でICUへの留学を希望している場合は、事前に所属大学の留学担当オフィスに問い合わせてください。

日本語教育プログラム (JLP)

ICUの日本語教育プログラム(JLP)は、その質の高さで広く評判を得ています。詳細は、本学のオフィシャルウェブサイトの"Exchange Students (One Year Regular Students)"を確認してください(英語)。

なお、日本語教育プログラムのプレースメントテストは秋学期と春学期の初めにのみ実施されますのでご注意ください。

ICU International Summer Program in Japan (ISPJ)

秋学期が始まる前から前もって日本語の勉強を始めたい場合は、7月頃に行われる4週間のInternational Summer Program in Japan (ISPJ)に参加することができます。このプログラムは、語学学習の要素と、文化、歴史、社会、経済、政治、ビジネスなど日本のさまざまな側面に焦点を当てたテーマ別のオムニバス形式の要素を含むコースで構成されています。

日本研究One-Year Certificateプログラム

日本研究専攻は、分野横断的なアプローチを使って、日本に関する民族や言語、文化を学びます。日本研究では、文学、歴史、美術・文化財、文化人類学、社会学、政治学、経済学、国際関係学などの幅広い分野を含んでいます。日本研究専攻は、日本について学ぶことへ批判的なアプローチを使って研究し、「日本」に代表されるものを紹介する一方で、様々な知識を結び付けます。多様な視点から見ることによって、学生は日本を取り巻く世界について認識を深めることができます。日本研究専攻は、日本について理解することだけにとどまらず、その知識を学術的研究や将来のキャリアに活かすことができるようになることを目指しています。

One-Year Certificateプログラムは、日本に焦点を当てて勉強したいと思っている、海外から来る留学生のためにつくられました。このプログラムは、英語や日本語で開講される日本に関する授業や、日本語教育プログラム(JLP)を含みます。毎年20以上の日本に関する科目が英語で開講されています。学生はさらに日本語で開講されるより広い分野からも科目を選択することができます。このプログラムは本学への在学中に33単位を履修することが求められ、通常は秋学期の始めにプログラムに応募し、1年後に結果がわかります。プログラムの応募締切は通常は9月の最終授業日です。プログラムの終了後、応募した学生の成績証明書を審査し、必要な単位数が修得されているか、十分な成績評価(GPA2.5以上)を維持しているかが確認され、条件を満たすと修了証明書が発行されます。修了証明書は日本研究プログラムコーディネーターと教養学部長がサインした後、9月頃にそれぞれの学生に郵送されます。

このプログラムの要件は、1年間で33単位を修得することです。プログラムに応募した学生は、基本的には毎学期約12単位を履修することが期待されます(科目によっては3単位でない科目もあるので、単位の数はあくまでも概算です)。33単位のうち、15単位は日本語教育プログラム(JLP)から履修される必要があります。残りの18単位は、日本に関する科目でなければいけません。学生は、日本に関係する科目を18単位修得するという要件を満たすために、日本語で開講される授業を履修したり、日本に関する授業を履修することを推奨されます。

認定要件:

日本語教育プログラム (JLP) 科目

15単位

日本に関する科目 (Japan Studies Coursesリストに掲載されている科目) 18単位
合計 33単位

日本に関する科目は、以下の日本研究科目リストに掲載されているものから選択する必要があります。日本語のレベルが上級の学生は、日本語で開講される授業を履修することで、日本語教育プログラム(JLP)科目の単位数として認められる場合があります。

Sample List of Courses for Japan Studies One-year Program (AY2023) .pdf

注意:このリストに掲載されていなくても、日本に関する授業が開講されている場合があります。プログラムに応募した学生で、リストに掲載されていない日本に関する授業を認定科目にしてほしい場合は、日本研究プログラムの担当にできるだけ早く相談し、日本研究プログラムのコーディネーター宛に公式な請願書を提出する必要があります。リクエストはケースバイケースで審査されるので、必ず許可されるとは限りません。