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学びを望むすべての若者に可能性を。
献学当初、本学は優秀な学生へ奨学金を提供し、経済的な理由によって入学を拒否しないことを明言しました。それは今も同様です。特に2024年度からは、保有する大学の基金のうち約80億円をPay Forward基金(奨学金専用)とし、奨学金支給率25%を目標に奨学金制度の拡充を進めています。当基金へのご寄付はICU Peace Bell 奨学金やトーチリレー奨学金を含む他の寄付金と合わせて運用し、将来にわたって学生支援を行うための貴重な資産として活用いたします。
この寄付について
メッセージ
献学以来ICUの全学生が、ご寄付者からの支援という惠みに浴してきました。この支援の輪を次世代に繋ぎ、ICUで学びたい学生が経済的な理由で勉学を諦めることがないようにと2021年に設立されたのがPay Forward基金です。多くの方からご賛同とご寄付により、Pay Forward基金は大学基金からの繰り入れを合わせて、8,404百万円の規模で、2024年度から支給をスタートすることができました。
本基金の運用により、1学期分の学費を支給する「ICUトーチリレー奨学金」に加え、「ICU Peace Bell奨学金」の給付額を倍増し、フルスカラーシップとしました。さらに首都圏以外からICUを目指す受験生に学費の3分の2を給付する予約型奨学金「ICU Cherry Blossom奨学金」の新設、また留学費用の支援を必要とする学生のための「ICU留学・体験学習支援奨学金」など、奨学金制度を大幅に拡充することができました。今後もPay Forward基金は、資金運用型寄付とともに基金の一部として運用し、長期的に給付財源の確保に努めてまいります。一方、急激な円安とそれに伴う物価上昇は、我々の経費抑制の努力を上回る勢いで進行しており、将来の学費負担の増大は避けられそうにありません。加えて、経済的格差も拡大しており、支援を必要とする学生が増えています。「奨学金支給率25%」の達成に向け、引き続き皆様からのご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
理事長から全同窓生へのメッセージ
| 名称 | Pay Forward 基金 |
|---|---|
| 目的 | 将来にわたって学生支援を行うための貴重な資産として、当基金へのご寄付を大学の他の募金と合わせて運用し、学びへの意欲と能力があり経済支援を必要とする学生を支える各種給付奨学金に活用します。 |
| 目標額 | 15億円(10年間) |
| 期間 | 永続的なキャンペーンです。 |
| 免税措置 | 国内在住の方は寄付控除の対象。米国在住の方はJapan ICU Foundationにお問合せください。 |
| 顕彰 | 顕彰 学報 "The ICU"等で顕彰いたします(匿名ご希望の方を除きます)。ご寄付総額が累計で500万円以上のご寄付者のご芳名を特別顕彰板にて顕彰いたします。 |
Pay Forward 基金から支出する奨学金一覧
- ICU Peace Bell奨学金
- ICU Cherry Blossom奨学金
- ICUトーチリレーHigh Endeavor奨学金
- ICUトーチリレー在学生奨学金
- ICUトーチリレー大学院新入生奨学金
- ICUトーチリレー在学生奨学金
- ICU留学・体験学習奨学金
- 大学院学生学会発表奨励金
- 外国人留学生への奨学金
- ICU家計急変給付奨学金
関連情報
募金趣意書
成果報告
多くの方からご賛同とご寄付をいただいております。引き続き皆様からのご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
活動報告
2024年度 奨学金支給実績のご報告

Pay Forward 基金へのご寄付をはじめ、ご寄付者の皆様により支えられている奨学金の支給実績は、奨学金を受け取った学生全体の約4割に当たる延べ422名、支給額 約2億1,800万円 となりました。
皆様からの多大なるご支援に心より御礼申し上げます。
新入生向けICUトーチリレーHigh Endeavor奨学金の拡充 ~一般選抜合格者のうち条件を満たした奨学金応募者全員の採用を確約

2026年4月入学志願者から、新入生向けICUトーチリレーHigh Endeavor奨学金の支給対象を拡充します。当奨学金は、入学金および各年度第1学期の学費(授業料・施設費)を原則4年間免除するものです(本学は3学期制)。これまでの採用枠数はすべての選抜を合わせて毎年24名でしたが、2026年度からは一般選抜出願者について採用枠数をなくし、当該選抜に合格し、奨学金採用条件を満たした応募者全員に給付を確約いたします。
感謝の声
福嶋 孝王 さん
国際色豊かなキャンパスで、分野に縛られず幅広く学べるICU。リベラルアーツの環境と、自分の人生や将来について真剣に考える仲間たちとの対話のなかで、日々心地よく「迷い」ながら、自分の軸を模索しています。生活の基盤を支えてくれる奨学金は、まさに「安心のベース」。来春からは、1年間のオーストラリア留学にも挑みます。見返りを求めず若者を支えてくれる寄付者の方々は、「最高にカッコいい大人」だなと思っています。その温かい想いに深く感謝し、将来は自分も次の世代へ手をさし伸べられる存在になれるよう、世界へ羽ばたきます。
高谷 咲穂 さん
高校時代、学費の壁からICUは当初の選択肢にありませんでしたが、予約採用型の給付奨学金が私の未来を変えてくれました。入学後は、支援に対する感謝を胸に、良い成績の維持を目指して自分を律しつつ、現在は、幅広い知識の拡充や単位互換制度を利用してタミル語の習得に取り組んでいます。言語学を専修することを視野に入れ、周りの友人からの刺激も受けて、ボランティア活動にも挑戦し、インドにあるクラブとオンライン交流を重ねる中で、秋学期には実際に現地へ赴く計画も検討中です。寄付者のみなさまの温かい後押しが、私を恵まれた環境へと導き、世界へ踏み出す素晴らしい成長の機会をくださいましたこと、心から感謝しています。
栗本 莉帆 さん
高校時代、ICUは私にとって「かなわない夢のような場所」でした。経済的な理由からICUへの進学を諦めかけたこともありましたが、この奨学金のおかげで、その夢を実現することができました。いま私は、安心して学業に取り組み、多様な価値観や考え方に触れながら刺激的な毎日を送っています。寄付による支援は、私にとって単なる経済的な援助ではなく、挑戦を後ろから応援し、見守ってくださる方々の存在そのもの。私の成長や成功を喜んでくれる人が増えていくようなあたたかい気持ちにもなります。皆さまのご支援に心より感謝するとともに、皆さまから託していただいた想いに応えられるよう、これからも学びと挑戦を続けていきたいと思います。