遺贈・相続財産からのご寄付について
「自分の生きた証を遺したい」「より良い未来に想いを託したい」とのお考えから遺贈・遺言や相続に関するご相談を多く頂いております。
ICUは第二次世界大戦への深い反省に立ち、平和への強い理念のもと、世界平和に資する有為の人材を養成することを使命に献学されました。生涯を通じて築き上げた大切な財産をICUにご寄付いただくことにより、未来の平和を担う若者の育成のために活用させていただきます。
過去に実施された遺贈セミナー
遺贈によるご寄付
ご遺贈について
「遺贈」とは、遺言によって特定の人・団体に遺産を寄付することです。ご遺贈先として「学校法人 国際基督教大学」をご指定いただくことで、未来の平和を担う若者の育成のために、活用させていただきます。ご遺志の円滑な実現のため「特定遺贈※」および「現金」でのご寄付をご検討いただけますと幸いです。
※不動産は基本的にお受けできませんので、売却のうえ、現金でのご寄付をご検討くださるようお願いします。株式など有価証券の現物寄付をご検討の際はアドヴァンスメント・オフィスまで事前にご相談ください。
※「特定遺贈」とは : 財産の種別および価額を特定した遺贈であり、「金xxx万円を遺贈する」という形態。一方に 「包括遺贈」があり、個々の財産を特定せず、全財産の何%という形態の遺贈です。
遺贈によるご寄付の流れ
1. 遺言によるご寄付についてICUアドヴァンスメント・オフィスにご相談ください。
ご遺志に沿って有効に活用させていただくために、本学の様々な支援活動と共に過去の遺贈によるご寄付の事例等をご紹介させていただきます。
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2. 提携金融機関でのご相談
遺言書の作成など、本学の提携金融機関にご相談いただくことが可能です。
※ICUを経由せず、直接銀行へ相談いただくこともできます。
提携金融機関
三井住友信託銀行
日本橋営業部・東京中央支店
上級主席財務コンサルタント
ご担当者: 武田清(たけだ きよし)様
Tel: 03-3277-7494
三菱UFJ信託銀行
吉祥寺支店 資産コンサルティング第3課
ご担当者:北岡一沙
(きたおか かずさ)様
Tel:0422-22-1711
みずほ信託銀行
三鷹支店 個人営業課
Tel: 0422-43-9114
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3. 遺言書の作成・保管
・金融機関等にご相談の上、遺言書(公正証書遺言をお勧めします)を作成、保管を行っていただきます。
・遺言書保管中は金融機関等が遺言内容、財産、相続人、受遺者等の変動について毎年定期的に遺言者ご本人に照会します。
・全国の法務局では遺言書を預かる保管制度があります。詳しくは下記をご参照ください。
自筆証書遺言書保管制度について https://www.moj.go.jp/MINJI/minji03_00051.html
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4. 遺言書執行
金融機関等が相続人からご逝去の通知を受け次第、遺言の内容を執行します。
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5. 相続人への遺産相続及びICUへのご寄付
遺言執行者から本学に遺贈の内容が報告されます。ICU ご寄付として財産が引き渡され、学生、キャンパスのために活用されます。
ご寄付はご遺志に沿って活用させていただきます。ご寄付者のお名前を学報"The ICU"などで顕彰いたします。
(匿名ご希望の方を除きます)
相続財産によるご寄付
相続財産からのご寄付について
「相続財産からのご寄付」とは、相続人のご意思により、故人から相続した財産の一部をご寄付いただくことです。故人の生前のご遺志、またご遺族の思いを、学生のため大切に活用させていただきます。
非課税となる税制上の優遇措置があります
相続人が、相続税の申告期限内(被相続人が逝去された翌日から10か月以内)に相続財産をICUにご寄付いただいた場合、相続税について非課税の承認を受けることができます。申告にはICUの発行する「ご寄付領収書」に加え、文部科学省の発行する「相続税非課税対象法人の証明書」が必要となります。「相続税非課税対象法人の証明書」については、大学が文部科学省に申請をしてから発行まで約2か月必要となりますので、お早目にご連絡くださるようお願いいたします。
相続財産によるご寄付の流れ
1. 親族等のご逝去
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2. ICUへの相続財産ご寄付についての相談
ご寄付内容、ご希望される使途等についてアドヴァンスメント・オフィスまでご相談ください。
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3. 相続財産のICUへのご寄付
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4. 証明書の申請、交付
・入金の確認後、領収書を発行いたします。
・ICUより文部科学省へ「相続税非課税対象法人の証明書」を申請します。(発行までに約2カ月かかります)
・証明書をご指定の住所に郵送します。申告期日(故人が死亡したことを知った日の翌日から10カ月以内)に所管税務署にて手続きください。
ご寄付はご意思に沿って活用させていただきます。ご寄付者のお名前を学報"The ICU"などで顕彰いたします。
(匿名ご希望の方を除きます)
遺贈・相続財産からのご寄付の事例
◆ キャンパスの自然環境保全に活用してほしいというご遺志に基づき、キャンパス内の樹木の剪定、雑木林の更新用苗木の育成などに活用させていただいています。
◆ 相続ご遺産の一部をサービスラーニング活動や留学生の生活支援金として活用させていただいています。
◆ 遺贈によりいただいたご寄付を、奨学金の原資とさせていただいています。
あなたのご遺志を 未来へはばたく若者の 教育に生かします