2024.12.10

2024年度冬学期「Brown Bag Lunch & Learn」レポート(2024年12月10日)

Brown Bag Lunch & Learn(BBL&L)は、教員間でスキルや専門知識を積極的に共有するだけでなく、良い点、悪い点も含めてお互いの教室での経験から学び、プログラムやデパートメントを超えた交流を行い、教職員間で情報を共有できる機会となることを目指しています。

第34回 2024年12月10日
テーマ:Critical free-writing to help students in the early stages of identifying and narrowing their topics
エバンス, サイモン(リベラルアーツ英語プログラム レクチャラー)

参加者:教員3名(CTLセンター長含む)、運営担当職員3名

本セッションでは、リベラルアーツ英語プログラム(ELA)のリサーチライティングの授業で実際に行われた、「クリティカルフリーライティング」の手法が紹介されました。本セッションにおけるクリティカルフリーライティングとは、エッセイの執筆初期段階において、あるトピックに関する前提知識や問いを10分間で列挙し、それに対する自分の考えを25分間でできるだけ多く記述するというものです。このプロセスをコース開始後5週間、授業外で週1回以上繰り返した結果、学生のエッセイの方向づけや仮説形成にポジティブな影響が表れたことが示されました。発表終了後のディスカッションでは、クリティカルフリーライティングが有効となる条件等について活発な意見交換が行われました。