ICU OpenCourseWare
ICU OpenCourseWareについて https://ocw.info.icu.ac.jp/
OpenCourseWare (OCW) は、2001年にアメリカのマサチューセッツ工科大学 (MIT) でスタートした、授業コンテンツの公開事業で、現在はすべての人に教育を開かれたものとする、オープンエデュケーションの一翼を担うようになりました。
2013年、ICUは開学60周年を迎えました。その60周年を記念する2013年4月1日、ICU OCW (OpenCourseWare, http://ocw.icu.ac.jp/) を公開致しました。
現時点ですでに、講義ビデオを中心として通常のコースだけで90以上、さらに特別講演やオープンキャンパスのモデル授業も公開しています。詳細は About OCW (https://ocw.info.icu.ac.jp/index/icu-ocw)を参照してください。
コースコンテンツを公開する目的の一つは、ICU のリベラルアーツ教育の実際、様々な形態の日英二言語による主体的学修がどのようになされているか、それらをわかりやすく示すことですが、2年次の終わりにメジャー選択を行う ICU の教育システムにおいて、履修するコースを決め、メジャー選択をするための重要な情報源になると期待しています。
また、講義ビデオを収録後短時間で学内公開することで、本学のように学生の言語背景が多様でかつ日英二言語で学ぶカリキュラムにおいては復習を助け、重要な学修支援になると考えています。今後は、特別講演のビデオや世界中の OCW 公開コンテンツを授業の中で用いたり、事前に学生に見せたうえで授業を行う反転授業に利用することも可能だと思います。 教員は、自分の講義ビデオを見ることで、授業の改善に取り組み、他の教員の授業からアイディアを得て協力関係を築くなど、教育改善にも資すると期待しています。