2024年度秋学期「Brown Bag Lunch & Learn」レポート(2024年10月22日、11月8日)
Brown Bag Lunch & Learn(BBL&L)は、教員間でスキルや専門知識を積極的に共有するだけでなく、良い点、悪い点も含めてお互いの教室での経験から学び、プログラムやデパートメントを超えた交流を行い、教職員間で情報を共有できる機会となることを目指しています。
第32回 2024年10月22日
テーマ:QALL402:現場実習による専門学習
ジョン, ジューヨン教授、ボンディー, クリストファー上級准教授、峰島 知芳 上級准教授
参加者:教員10名(CTLセンター長、副センター長含む)、職員5名
社会科学および自然科学の教員による指導チームによって運営される「QALL402:現場実習による専門学習」の授業での取り組みが紹介されました。春学期から秋学期にわたってフィールドワークの準備・計画・実行・分析までを一貫して行うという本コースのユニークな内容や、コース担当教員の実感について話されたほか、受講生の感想も共有されました。質疑応答の時間では、社会科学と自然科学の教員が協働して授業を運営することの利点や、専門の異なる学生をどう指導するかといったトピックを中心に、活発な意見交換が行われました。
第33回 2024年11月8日
テーマ:AIと教育を考える
小澤 伊久美 課程上級准教授、松村 朝雄 准教授、那須 敬 教授
参加者:教員20名(CTLセンター長、副センター長含む)、職員5名
FDニュースレター"生成AI"特集の執筆者3人が集まり、互いのエッセイの内容をもとにディスカッションをする形で行われた本セッション。話題は生成AIの是非にとどまらず、「考えるとは何か」「ことばは誰のものなのか」「大学教育はどうあるべきか」といった本質的な問いへと発展しました。質疑応答の時間では、生成AIの登場により授業・評価の方法がどのように変化したか等、教員間での経験や事例の共有も行われました。