2025.10.29

アカデミックスキルズワークショップ 『「"なんとなく"の勉強からの卒業」-- "VARK"で自分にぴったりの学習法を見つけよう!』(2025/10/24)

アカデミックスキルズワークショップ

【日時】 2025年10月24日(金)ランチタイム13:00~13:50 (50分)

【実施方法】対面 オスマー図書館1F Uhub・日本語

【内容】
 中間試験の結果を受けて、期末試験に向けてどう勉強していこうか迷っている人や期末レポート課題の進め方に迷っている人も多いこの時期。自分の得意な学習法やタスクの進め方を考えて、学習成果をより高めるにはどうすれば良いのでしょうか。
 最大限の学習成果を得るためには、単に学習時間や量を増やすだけではなく、自分の認知特性や身体特性に合った効率の良い学び方を見つけて、実践する必要があります。今回のワークショップでは、その学び方を見つけるための自己診断ツールとしてVARKを紹介しました。VARKとは、Visual(見る)、Auditory(聞く)、Reading & Writing(読む、書く)、Kinesthetic(動く)の4つの単語の頭文字から取った、自分の好みの学習スタイルがわかるアンケート形式の自己診断ツールです。
 まずLAS職員で臨床心理士の田中さんから自分に合った学習法を求めて試行錯誤した歴史のお話がありました。その後、参加者でVARKアンケートを行い、その結果に合った学習法について、シェアとブレインストーミングの時間を取りました。学習法と結びつけやすいVisual, Auditory, Reading & Writingは、たくさん方法のシェアがありました。Kinesthetic(動く)は具体的な学習法との結び付けが難しく、参加者全員でアイデアを出し合いました。その中で、スクイーズのようなものを握って手を動かしたり、1人で授業をするように動くことで学習した内容を振り返ったりしているという学生からのアイデアがありました。

 

【参加者の声(抜粋)】
・VARKテストで、自分の得意とする感覚を発見できて面白かったです。私は、聞く能力が高かったので音声読み上げ機能を活用してみようと思いました。
・聞くのが苦手だったので、今後は聞こえてきた情報を頭で映像化するようにしてみたいと思いました。
・自分に合った勉強法について考えられたことがとてもよかったです。また、他の人とグループワークなどをする際にどのように伝えるかを考えるきっかけにもなりました。
・自分の中での学習法は定まっていたので、将来教師になる上で役立つかなと思い参加したのですが、期待どおりの興味深い内容でした。色んなタイプの人が今回集まっていたので、自分が分かりやすい方法が必ずしも他の人に当てはまるわけではないと学べて良かったです。

【参加者】5名

ASWAY25Oct.2.jpgASWAY25Oct.1.jpg