2022.03.25
2021年度新任教員 FD プログラム(NFDP)活動報告
今年度の New Faculty Development Program(NFDP)が終了しました。NFDP は新任教員のための FD プログラムで 2017 年に開始し、少しずつ形を変えながら今回で 5 年目です。プログラムはオンデマンドとライブセッションのパートがあり、ライブセッションは秋学期の毎週火曜日 3 限に行われています。今年度は秋学期のセッションに加え、「アカデミック・アドヴァイジング」についてのセッションを秋学期直前に行いました。4 月に着任した教員が秋学期よりアドヴァイジーを持つにあたり、履修登録日の直前を開催日としました。
以下は今年度のセッションの記録です。ご協力いただいた先生方、誠にありがとうございました。
2021 年度 NFDP ライブセッションの記録 (計14回)
参加者対象者:14名
4 月 7 日 | NFDP キックオフセッション 学修・教育センター(CTL)と特別学修支援(SNSS) 対象:4 月着任教員 CTL センター長 ジェレマイア・オルバーグ先生(哲学・宗教学、平和研究) CTL 副センター長 ヘザー・モンゴメリ先生(経済学、グローバル研究) |
8 月 31 日 | アカデミック・アドヴァイジング、学修が順調でない学生へのアドヴァイジング Academic Advising and Advising Struggling Students CTL 副センター長 ヘザー・モンゴメリ先生(経済学、グローバル研究) 教養学部 副部長(学修支援担当)小林 潤司先生(化学) ♪ 4 月に着任した教員が秋学期よりアドヴァイジーを持つにあたり、履修登録日の直前に 行いました。表題の話題の他に、履修登録日のアドヴァイジングの具体的な流れなどが話されました。 |
9 月 6 日 | NFDP キックオフセッション 学修・教育センター(CTL)と特別学修支援(SNSS) 対象:9 月着任教員 CTL センター長 ジェレマイア・オルバーグ先生(哲学・宗教学、平和研究) CTL 副センター長 ヘザー・モンゴメリ先生(経済学、グローバル研究) |
9 月 7 日 | 第 1 回:ICU の設立、意義、使命、そしてこれからの評価 The founding of ICU, ICU's values and missions, and assessing the future 学務副学長 ロバート・エスキルドセン先生(歴史学、日本研究) ♪ 湯浅八郎記念館で行いました。参加者からは「ICU の歴史を実際に湯浅八郎記念館を訪れて知ることができてよかった」「これから ICU で働く上で、ICU の設立時のお話などを詳しく聞くことができ、より理念やミッションについての理解が深まりました」等の感想がありました。 |
9 月 14 日 | 第 2 回:教育・研究・アドミニストレーション業務のバランス Balancing Teaching, Research & Administration 教養学部 部長 石生 義人先生 (社会学、アメリカ研究) 教養学部 副部長(カリキュラム担当) 生駒 夏美先生 (文学、ジェンダー・セクシュア リティ研究) ♪ 私生活の時間も大切にしながら、ICU の教員として教育と研究、アドミニストレーション業務を行うには、どのように時間を管理しバランスを取っていけば良いのか、自らのご経験のお話とアドバイスがありました。 |
9 月 21 日 | 第 3 回:キリスト教の信仰とリベラルアーツ教育 Christian Beliefs and Liberal Arts Education 大学牧師 ポール・ジョンソン先生、北中 晶子先生 宗務委員長 石橋 圭介先生(情報科学) ♪ 「ICU のなかで"C"がどのように体現され、考えられているのか、先生方からお話を聞 くことができてよかった」等の感想がありました。 |
9 月 28 日 | 第 4 回:学生を教育・学修のパートナーとして巻き込むには Engaging Students as Partners in Teaching and Learning 辻田 麻里先生(言語教育) ♪ 先生がミックス式授業を行っている本館 213 教室で開催しました。実践されている様々な教授法や、オンライン授業でもより学生がアクティブに参加できるような工夫などの紹介後、意見交換が行われました。 |
10 月 5 日 | 第 5 回:キャンパスツアー Behind-the-Scenes Campus Tour CTL スタッフ ♪ 事務部署や建物を紹介しました。また、カウンセリングセンター、研究戦略支援センタ ー、サービスラーニングセンターも訪問し活動実績や役割等の話を伺うことができました。 |
10 月 12 日 | 第 6 回:シラバス・デベロップメント Syllabus Development 鄭 仁星先生 (教育学) ♪ 「自分のシラバスを他の先生方に見てもらう機会は滅多にないので、いただいた意見を 次年度以降のシラバス作成に役立てていきたい」等の感想がありました。 |
10 月 19 日 | 第 7 回:ICU の一般教育科目 General Education at ICU 教養学部 副部長(カリキュラム担当) 生駒 夏美先生 (文学、ジェンダー・セクシュア リティ研究) ♪ 「ICU における General Education(一般教育科目)の独自性、全体の教育活動のなかで占める重要性について、この機会に理解を深めることができました」等の感想がありました。 |
10 月 26 日 | 第 8 回:アセスメント、フィードバック、成績評価 Assessments, Feedback and Grading ショウン・マラーニー先生(人類学、グローバル研究) ♪ 課題設定のポイント、評価の基準や成績について学生にしっかり伝えるための工夫、具 体的なテクニックが、先生のコース Moodle と共に紹介されました。 |
11 月 2 日 | 第 9 回:第二言語での教育とコミュニケーション Teaching and Communication in a Second Language 森島 泰則先生(心理学) ♪ ICU 生の多様な言語的背景ついての説明の後、バイリンガリズムと脳(Bilingualism and Brain)についてのご自身の研究の話にも触れられた会でした。 |
11 月 9 日 | 第 10 回:Q&A セッション、懇談 / Social/Q&A Session ♪ ダイアログハウス 7 階の教職員ラウンジで対面で行いました。実際に同期で会って懇談が持てる、貴重な会となりました。会の後半には学長、学務副学長にもお越しいただきました。 |
11 月 16 日 | 第 11 回:多様性とインクルージョンに対応した教育 Teaching for Diversity and Inclusivity 西村 幹子先生(教育学、開発研究、ジェンダー・セクシュアリティ研究、平和研究) ♪ ディスカッションやロールプレイを交えながら、活発な意見交換が行われました。「異 なる立場の学生の気持ちを理解するために、マイノリティ/マジョリティとしての自分の気持ちを振り返らせるというのは、とても良いアイデアでした」等の感想がありました。 |