2020.06.18
第3回「Brown Bag Lunch & Learn」を実施しました。(2020年6月18日)
6月18日に、第3回「Brown Bag Lunch & Learn」をオンラインで実施しました。「今学期を振り返って ~Reflecting on your experience this spring term~」というテーマのもと、CTL運営委員会委員/FD委員である生駒教授がファシリテーターを務めてくださいました。教員10名とCTLならびにITセンター職員5名が参加しました。
「今学期を振り返って、どういう学びがあったか?」という問いに対する回答を列挙します(一部抜粋)。
- 学生とアイコンタクトが取れないため、コミュニケーションにより注意を払うようになった。
- オンラインで数学の演習をうまく行うのが今後の課題。
- ウェブで公開されているMOOCなどの既存のリソースが数多くある中、その場で、かつ、ICUでしかできない講義とは何かについて考えさせられた。
- 英語が母国語ではない学生にとって、オンライン授業では質問や回答が記述式になったことはメリットだったと感じている。
- 授業が終わった後にZOOM上に教員が残っていると、学生が個別に質問や話をしてくることがあり、意図的に残るように心掛けた。授業中よりも話しやすいようだ。
- 学生のエンゲージメントの重要性がより一層増している。
- 学生のモチベーションを持続することも重要。授業中に、アクティビティ、小テスト、Moodleで資料を読む時間などを意図的に組み込んでいる。
- Zoomのブレイアウトセッションでグループワークをした後に、全員で共有するGoogleドキュメント等に各自の回答を同時に書き込んでもらった。この方式は、授業が対面形式に戻ったとしても有効活用ができると思う。
- コロナウイルスに関する課題を出したところ、学生たちの関心が高く、反応が良かった。
- Zoomのブレイアウトセッションでグループワークをした際、上級生が新入生にグループワークの進め方や学生生活についてのアドバイスをしていたことがあり、学生同士のコミュニケーションが取れていた。
CTLでは、上記のような学びやグッド・プラクティス(優れた取り組み)を先生方から収集し、今後の学修・教育活動に活かせるようサポートをしてまいります。秋学期のBrown Bag Lunch & Learnは、9、10、11月に計3回、CTL運営委員会委員/FD委員によるファシリテーションで実施する予定です。