新企画「 ICU における教育のベストプラクティス:成功する国際化」(2021年6月14日)
学修・教育センターはFD プログラムの一環として、スーパーグローバル大学創成推進室と共同で「教育のベスト・プラクティス」をテーマにした双方向参加型セッションをオンライン開催しました。
第1 回目は 2021 年 6 月 14 日にオリビエ・アムール マヤール准教授がホストを務め、 "EMI (English as a Medium of Instruction) : Keeping Online Classes Interactive"Interactive"~英語「で」教えるインタラクティブなオンライン授業~と題して開催しました。外部からは 76 名が登録、当日参加者は 50 名ほどで、EMI の概念理解や具体的なクラスアクティビティの進め方が紹介されました。また、最後まで残った参加者で予定されていた時間を 30 分ほど超えて活発な意見交換が行われ、単なる教授手法に留まらず、日本人学生の多いクラスで英語でアクティブな授業を実現する上での苦労などが率直に共有されました。
今後の予定としては、10月18日 に小澤伊久美課程上級准教授が「EMIからJMI (Japanese Medium Instruction:日本語を媒介とした授業)へ ~日本の高等教育に EMI の教授法を応用する試みとして~」と題して、日本の高等教育においてJMIを実践するという事は具体的にどういう事か、その意義は何かを参加者と考えます。
また、11月15日に岡村秀樹教授が「学生が行う子供のための科学教室と科学教育の意義」をテーマに、科学教室に関わる学生達自身の成長や、子供にとって(そして一般の方々にとって)の科学教育の目的、日本社会という文脈の中での科学教育の必要性について議論する予定です。