「ICU における教育のベストプラクティス:成功する国際化」第2回、第3回セッション開催報告(2021年10月18日、11月15日)
学修・教育センターは FD プログラムの一環として、スーパーグローバル大学創成推進室と共同で「教育のベスト・プラクティス」をテーマにした双方向参加型セッションをオンライン開催しました。6月の第1回に続き、10、11月に実施した2回のセッションにも学内外からの多くの参加をいただきました。
第2回目は2021年10月18日に小澤伊久美 日本語教育プログラム 課程上級准教授がホストを務め、「EMIからJMI(Japanese Medium Instruction:日本語を媒介とした授業)へ~日本の高等教育にEMIの教授法を応用する試みとして~」と題して開催しました。当日参加者は約60名で、EMI教授法を日本語を用いた授業に応用する際に配慮すべき点や、スキャフォールディング(足場掛け)の考え方を紹介した後、参加者と情報交換を行いました。
第3回目は2021年11月15日に岡村秀樹 自然科学デパートメント(物理学メジャー)教授がホストを務め、「大学が行う子供のための科学教室と科学教育の意義」と題して開催しました。学内外から30名以上が参加。子供にとって(そして一般の方々にとって)の科学教育の目的、日本社会という文脈の中での科学教育の必要性について講演を行いました。保育園や小中学校での科学教室や、文系の学生に科学的思考を教える授業の様子など、具体的な事例と工夫を取り上げ、参加者からは好評を得ました。
関連ウェブサイト:https://sites.google.com/info.icu.ac.jp/icuopenfd-bestpractices/home