2022.08.05

2022年度春学期「Brown Bag Lunch & Learn」レポート(2022年4月25日、5月30日、6月22日)

Brown Bag Lunch & Learn(BBL&L)は、教員間でスキルや専門知識を積極的に共有するだけでなく、良いことも悪いことも含めてお互いの教室での経験から学び、プログラムやデパートメントを超えた交流を行い、教職員間で情報を共有できる機会となることを目指しています。

22年度春学期のBBL&Lでは、サービス・ラーニングの紹介、ハイブリッド授業の事例共有、屋外で教職員の交流を行いました。5月のBBL&Lでは音声認識と自動翻訳サービスを活用した英語字幕付きZoomミーティングのデモンストレーションを行い、職員の関心が集まりました。

第16回 2022年4月25日
テーマ:教員主導のサービス・ラーニングへの招き

新年度初回のBBL&Lは、サービス・ラーニング・センター長の西村幹子先生が担当してくださいました。リベラルアーツ教育の一つの目標である社会に貢献できる人材育成のために何ができるかという問いに対し、本学に1999年に取り入れられたサービス・ラーニングを紹介してくださいました。本学では、教員主導の「コミュニティ・サービス・ラーニング II」というコースを開講しています。教員の下で国内のコミュニティにおけるサービス活動を通し、特定のメジャーに関連した経験的学びを行うコースです。教員一人ひとりがそれぞれの専門分野でサービス・ラーニングを実践するとしたら、どのような計画やデザインが可能かということを考える機会となりました。センター長、副センター長、BBL&L担当職員4名に加え、教員3名、職員1名が参加しました。

本学のサービス・ラーニングについての情報は、サービス・ラーニング・センターのホームページをご覧ください。

第17回 2022年5月30日
テーマ:限定版ハイブリッドなのか拡大版対面なのか

毛利勝彦先生が一般教育科目「国際関係ディベート」でのご経験に基づいて、(1)対面・オンライン・ハイブリッド・ミックスなどのタクソノミー、(2)AI技術の教育活用の可能性と限界、(3)リベラルアーツ教育のルーブリックについてお話ししてくださいました。

今回のBBL&Lでは、会議用ウェブカメラMeeting Owl Proと英語で発話して日本語字幕を表示させることができるUDトークというサービスのデモンストレーションを行いました。Meeting Owl Proは360度カメラ、マイク、スピーカーが一体化していて、少人数でハイブリッド会議を行う際に便利です。毛利先生は授業内のディベートや卒論ゼミで活用されているそうです。UDトークは、特別学修支援室(SNSS)が契約を開始したサービス/アプリです。音声認識をし、文字起こしを行います。リアルタイムに多言語翻訳を行ってZoomに字幕を表示させることもできます。

センター長、副センター長と運営担当職員4名に加え、教員3名、職員11名が参加しました。

第18回 2022年6月22日
テーマ:教職員交流

春学期最後のBBL&Lは、CTL運営委員のダニエル・キンテロ ガルシア先生の発案で屋外で集まりました。ポール・ジョンソン大学牧師のご協力でテーブルと椅子を用意し、和やかな雰囲気の中で教員2名、理事1名、職員10名以上が交流しました。好評だったため、11月にも同様の回を実施する予定です。

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