C-week LASイベント「The Advocation Masterカードゲーム」(2025/05/21)
C-week LASイベント「合理的配慮って何?~ゲームで体験!対話のチカラ~ -The Advocation Master-」
【日時】 2025年5月21日(水)ランチタイム12:30~13:30 (60分)
【実施方法】 オスマー1F Uhub・日本語
【主催】学修アクセシビリティ支援室(Learning Accessibility Services: LAS)
【内容】
2024年4月の障害者差別解消法の改正に伴い、「合理的配慮」という言葉は広く知られるようになりました。しかし、具体的にどのような対応をすればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回のイベントでは、LASのスタッフが合理的配慮の考え方を簡単に説明した後、配慮を調整するやりとり「建設的対話」を体験するオリジナルカードゲーム、「The Advocation Master」の試作品をプレイしました。引っ越したばかりの視覚障害のある人とそれに対応する市役所の職員の2役に分かれて、転入届を提出するにはどのようにやりとりやサポートをすればよいかをロールプレイします。ロールプレイでは、手元にあるセリフの書かれたカードから適当な1枚を交互に選ぶことで、会話をつなぎ、適切な配慮を調整しました。
相手が発したセリフに違和感を覚えたら「うーん?待った!」のカードを出して、納得できないポイントを相手に説明して、別のカードを出してもらいます。お互いにとって適切な配慮が調整できたら、両者が「納得!」のカードを出すことでゲームクリアになります。
プレイ後は参加者からたくさんのフィードバックが寄せられました。
【参加者の声(抜粋)】
「互いが納得ができる対応を考えるというスタイルが、面白かったです!」
「合理的配慮とはなにか、根本的に考えさせられておもしろかった。」
「ロールプレイングゲームを通して、職員の立場と助けを必要とする立場の合意形成のプロセス・見方を知ることができて、どっちの立場もプレイすることができるのがよかった。」
【参加者】20名(学生16名 教員4名)