サービス・ラーニングのカリキュラム

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サービス・ラーニング(SL)のカリキュラムは、様々なコースを通して、SLを経験できるよう、また、サービス活動の経験の「共有」を通して互に学び合い、「リフレクション」(振り返り)によって学びが深められ、大学でのさらに一生の学びに結びつけられように構成されています。
 
カリキュラム一覧
コース名 学期 単位
GE:サービス・ラーニング(一般教育) 春、冬 3
サービス・ラーニングの実習準備 1
コミュニティ・サービス・ラーニングI, II 春、秋、冬 3
国際サービス・ラーニング I, II 3
サービス活動の振り返りと共有 1
サービス・ラーニング特別研究I, II 冬(隔年) 2


サービス・ラーニング・アドヴァイザー制度

実習コースを履修する時には、学生1人1人に「サービス・ラーニング(SL)・アドヴァイザー」を付けます。SL アドヴァイザーは、サービス活動に関する相談や助言等、大学での学びにつなげるための指導と、レポートとプレゼンテーションに関するアカデミックな評価を行います。自分の関心やサービス分野を考慮して、SL アドヴァイザーになっていただく先生を考え、学生から依頼し、サービス活動前から活動後まで、SL アドヴァイザーと積極的に連絡をとり、相談し、指導を受けます。

サービス・ラーニング3つのステップ

1. 準備…サービス・ラーニングのエッセンスを学ぶ

サービス・ラーニング担当教員および非営利機関のゲスト講師から、社会におけるサービス活動について学んだ後、地域コミュニティで18時間以上、実際にサービス活動を体験。学習は机上にとどまらず、活動と振り返りを通して学ぶサービス・ラーニングのプロセスを経験します。

2. 実習…国内・海外で30日間のサービス活動を体験

教育や福祉、環境問題、国際協力など関心のある分野を選び、国内・海外のNPOや公的機関等で夏休みを中心に約30日間サービス活動を行ないます。参加学生は関連する分野の教員に「サービス・ラーニング・アドヴァイザー(上記参照)」を依頼。アドバイスを受けながら活動に臨みます。

3. 活動の振り返り…学んだことは一人では生きてこない

活動から学んだことをプレゼンテーション。学生同士の共有、振り返りから学びを得て、最終的にレポートをまとめます。その後は、地域コミュニティでボランティア活動を継続したり、卒業後の進路を考え、ICUでのメジャーを決定したりと、さらに学びを発展させていきます。

 

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