コミュニティ・サービス・ラーニング

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コミュニティ・サービス・ラーニングは、国内のNPOや自治体などの公的機関、福祉施設などでサービス活動を行うプログラムで、1999年にスタートしました。コース開設当初からICUと関係の深い機関へ継続的に学生を派遣しています。その他にも、学生が自分の興味と関心に合わせて活動先を新しく開拓し、自ら受入れの交渉をして決定する場合もあります。そのプロセスや現場を通して、身近な地域社会について深く学べることが大きな魅力です。

過去三年間の活動先一覧

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ICUとの協定による活動先

一般社団法人ドチャベンジャーズ (秋田県 五城目町)

町出身者と移住者からなるまちづくり団体。人口減少、高齢化、担い手不足、移住・定住など様々な課題において、行政組織では難しく、かつ個人レベルで担うには、荷が重い課題を、企業・個人がそれぞれ得意とする分野で解決の糸口を見つけることを目指している。活動内容としては、コミュニティビルディング、まちづくり、場作り、AIR 、空き家活用、コワーキングスペース運用、廃校オフィス運営、事業支援、学習するコミュニティ作りなど。

天龍村(長野県)

長野県最南端にある人口1,200 人余りの村。高齢化率が全国トップクラス( 60 %超)の自治体で、村内に 39 の集落が点在する山村です。近郊都市まで車で 1 時間、信号もコンビニもない「田舎の中の田舎」。活動内容としては、小中学校・幼稚園での活動、ボランティアによる歴史講和、茶摘み、収穫体験、など。

長崎平和推進協会(長崎県)

被爆地長崎の願いである「核兵器廃絶と世界恒久平和」を目指して活動している長崎市の関係団体。長崎市からの補助金で平和事業を実施しているが、国から国立原爆死没者追悼平和祈念館の運営も受託している。原爆の悲惨さを伝え、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を目指す長崎平和推進協会の活動をサポートする。「青少年ピースボランティア」や、全国の中高生が集う「青少年ピースフォーラム」の参加を中心に、原爆資料館のボランティアや長崎大学の研修などにも参加する。活動の一環として、 8 月 9 日の平和祈念式典にも参加することができる。また、原爆被爆者の体験講話、原爆展、平和講演会を開催するほか、被爆遺構や原爆資料館などのガイド、原爆体験記の朗読ボランティア、被爆者の家族・交流証言者の育成をはじめ、青少年を対象とした平和研修も実施。