2020.11.11
秋田県にある人口9,000名ほどの「五城目町」で、起業家、居住者、移住者と共にまちづくりに挑む
秋田県の五城目町は、人口9,000名ほどの小さな町で、町出身者と移住者からなる様々なまちづくり団体が活動しています。この町で、移住者、起業家、居住者、地元企業など様々なメンバーで構成される「一般社団法人ドチャベンジャーズ」は、人口減少、高齢化、担い手不足、など移住・定住など様々な課題において、行政組織では難しく、かつ個人レベルで担うには、荷が重い課題を、企業・個人がそれぞれ得意とする分野で解決の糸口を見つけることを目指しています。
SLCはこの「ドチャベンジャーズ」と連携し、2020年度春期休暇より、五城目町でのSLプログラムを実施することになりました。ICU生は「ドチャベンジャーズ」のメンバーの方々と、廃校オフィスの運営、空き家の利活用、移住定住促進、起業・事業支援などのサービス活動に従事します。
- 写真(左):「ものかたり」という、住み手が離れて久しい家を改修。この一階のスペースで、古本や古物・古材を販売したり、子供に本を読み聞かせたり、様々な表現活動が行われている。
- 写真(中央):「Share Village」。取り壊し直前の古民家を宿泊施設として改装。年貢という三千円の会費を納めれば、誰でも村民になって宿泊することができる(学生の宿泊先候補地)。
- 写真(右):「ものかたり」の二階部分で、デザイン専門の方が綺麗に改装。ここで高校生が勉強等をする場として利用されている(学生のリフレクションのスペース候補地)。
本プログラムを通し、ICU生は、大学での学びを活かし、社会の中のさまざま課題に対して、地域の人びとと共に共通の目的を持ちながら「まちづくり」に取り組んでいくことが期待されます。
五城目町のPR動画
【ICU生対象】春期休暇コミュニティSL参加者募集中
2020年度春期休暇より、五城目町でのSLプログラムに参加をすることが可能です。応募締切は、12/10(木)。SL_Support(Moodle)から、応募申請書を提出してください。