2022.03.10

地域コミュニティ支援のための「コモン・グッド基金学生プロジェクト」が助成金を支給

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2021年より、サービス・ラーニング・センター(SLC)は、日本国際基督教大学財団(JICUF)と連携して、地域コミュニティ支援のための「コモン・グッド基金(CGG: Common Good Grant)学生プロジェクト」を実施しています。本プロジェクトでは、ICU周辺の非営利団体に対し、JICUFより100万円の資金提供を行い、ICUとの連携や地域コミュニティの活性化を目指します。

CGGは学生主体の活動です。選出されたICU 学部生による学生委員会が、ICU 周辺の非営利団体を対象に、助成金の申請を募ります。学生委員会はその申請内容を審査し、JICUF から支給された100 万円の助成金をどのように配分するか決定します。助成金募集から支給先決定、報告までの一連のプロセスを学生委員会が経験するプログラムとなっており、学生は資金の管理方法を学ぶと共にICUと地域社会の関係強化を図ります。

初年度でもある2022年度の助成金は、学生委員会の審査によって、4団体に支給されることが決定しました。団体概要と助成事業についてはこちらをご覧ください。

受給団体の詳細はこちらをご覧ください

2月23日には、受給団体を交えた懇親会が行われ、受給団体の方々、学生委員会のメンバー、SLCの教職員が参加しました。

2021年度の活動を振り返り、学生委員会代表の新山繕章さんは、「今後は受給団体の活動に自分も参加させていただき、ICUや地域の方々に発信することで、活動を普及したり、ICUと地域コミュニティの関係構築と活性化に貢献していきたい」、副代表の小山早紀さんは、「助成金支給に関する全てのプロセスを学生主体で行うこのプロジェクトだからこそ、得る事の出来た学びが多くあったと思います。私達の助成金が少しでも地域課題の解決に貢献する事を願っています」と述べました。

CGGはサービス・ラーニング・センターとJICUFによる3年間に渡る共同プロジェクトです。この活動を機に、ICUと地域コミュニティの関係が深まっていく事を願っています。