2019.12.10

SL Ambassadorブログ★インドネシアのSLプログラム紹介【活動内容編】

ペトラ・クリスチャン大学(インドネシア)のSLプログラムの紹介【活動内容編】

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執筆者:SL Ambassador 石田
2019/12/9
#ペトラ・クリスチャン大学 #インドネシア #2019年夏

 

私は7月12日から8月9日までの約1ヶ月間、インドネシアのBegaganlimo村でサービス活動を行ってきました。

今回は、具体的なスケジュールとその詳細について紹介したいと思います!

インドネシアでのサービス・ラーニングは、ペトラ・クリスチャン大学が主催するCOP(Community Outreach Program)というプログラムに参加し、インドネシア、オランダ、中国、香港、台湾、韓国から来た学生と共に村で三週間のサービス活動を行います。今年はCOPの活動が3週間だったため、COPの活動が始まる前にICU生だけでスラバヤとバニュワンギを視察しました。

7月12日  出発

羽田からシンガポールで乗り換えをし、スラバヤへ向かいました。羽田からスラバヤまでは約9時間ほどです。

7月13日 スラバヤの視察

スラバヤでは、旧市街や戦争博物館、タバコ博物館のサンプルナの家、海岸を視察しました。旧市街には、歴史的な暮らしを実感できる家の集落がありました。戦争博物館ではインドネシアの立場から日本のインドネシア占領についての歴史やオランダ植民地時代についてなどの貴重なお話を伺うことができました。戦争博物館では「タバコ王」として財を成したサンプルナ一族の軌跡を辿りながら、サンプルナのタバコパッケージについての展示を見学しました。タバコ博物館の2階からは現在も稼働している紙巻きたばこの工場を見学しました。海岸では、まるでゴミ捨て場かのようにゴミが捨てられている現状を目の当たりにし、とても衝撃を受けました。プラスチックゴミや洋服など、本当に様々なゴミが捨てられていました。私は、この海を見て初めてゴミ問題を身近な問題として捉えることができるようになったと思います。

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7月14日~7月17日 バニュワンギの視察

バニュワンギはスラバヤからバスで約7時間ほど離れた所にあります。レストランからはバリ島が見えました!バニュワンギでは、バティック工房やコーヒー農園、バルラン国立公園へ行き、インドネシアの自然と文化を味わうことができました。バティック工房では工場を見学し、実際にバティックの体験をさせて頂きました。コーヒー農園では実際にコーヒー豆をローストし、挽きたてのコーヒーを頂きました。バルラン国立公園では、サバンナやマングローブ林を見学し、大自然を楽しむことができました!また、夕食ではバナナの葉をお皿として手で食べるというインドネシアスタイルを体験しました!

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次にCOPの活動について紹介したいと思います!

7月18日 オープニングセレモニー

オープニングセレモニーでは各国ごとにダンスなどのパフォーマンスを行いました。日本チームはソーラン節と恋ダンスを踊りました!オープニングセレモニー後、皆で夕食を食べ交流を深めました!たくさんの友達ができ、不安だった村生活も楽しみに感じるようになりました!

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7月19日 モジョケルトへ出発!

スラバヤからバスで約3時間ほどの所にあるモジョケルトへ行き、チームビルディングを行いました。チームビルディングでは様々なアクティビティーを通してチームの絆を深めることができたと思います!

7月19日〜8月7日 村でのサービス活動

村での活動は主にフィジカルワークとノンフィジカルワークで構成されています。

まず初めにフィジカルワークについて!

フィジカルワークとしては、トラッシュバンク作りやゴミ拾い、フォトスポット作り、ミニガーデン作り、ガゼボ作り、川の階段作り、ペンキで壁に絵を描くなどの活動を行いました。トラッシュバンク作りでは、砂と石、ブロックをバケツリレーのように運び、セメントを利用して建物の土台から作っていきました!初めてのことばかりで大変でしたが、皆と協力しながら楽しみながらすることができました!フォトスポットでは、写真にあるように参加者の国旗を描きました!

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次にノンフィジカルワークについて!

ノンフィジカルワークとしては、小学校へ行き、歯磨き指導や英語教育を行いました。小学校は隣の村にあります。隣の村までは急な坂を下って行くため、子供たちはバイクで送り迎えをしてもらっています。また、村の子供達に各国の遊びや文化を教える活動も行い、私たち日本チームは折り紙を教えました!韓国チームは、風船アートやエコバック作りなど様々なプログラムを用意していたので、その手伝いもしました!!最後の夜は、各国の料理を村人に振る舞いました。私はお味噌汁を作りました!

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最後に村での生活について!

月曜〜土曜日まではボランティア活動を行なっていました。1日のスケジュールは、

7:00 起床

8:00 ミーティング

8:30〜12:00 ボランティア活動

12:00〜13:00 昼休憩

13:00〜17:00 ボランティア活動

18:00〜18:30 ミーティング

18:30〜 自由時間

22:00 就寝

この様な感じでした!家には21:00までには帰り、村人は早く寝てしまうので私たちもなるべく早く寝ていました!!また、3週間の村での活動期間中はホームステイをさせていただいていました。私はインドネシアの学生二人と香港の学生と同じ家で生活していました。家族との会話はインドネシアの学生に通訳をしてもらっていました!言葉が通じなくても、本当の家族の様に暖かく迎え入れてくれたホストファミリーは私の宝物です!!

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スラバヤへ!

ホストファミリーとお別れをしスラバヤへとバスで向かいました。ホストファミリーからは沢山のバナナチップスとキャッサバチップス、私が大好きだったママ特製のバナナクリスプをお土産に作って渡してくださりました!

8月8日 クロージングセレモニー

村ごとに歌やダンス、劇などのパフォーマンスを行いました!そして、日本チームは空港へ向かい日本へ帰国しました。空港には皆がお見送りにきてくれました!

今回はここまで!

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