SL Ambassadorブログ★フィリピンのSLプログラム紹介【活動内容編】
シリマン大学(フィリピン)のSLプログラムの紹介【活動内容編】
執筆者:SL Ambassador 岩野
2019/12/13
#シリマン大学 #フィリピン #2019年夏
私は6月28日から7月26日の約1か月間、フィリピンのドゥマゲッティというところを拠点として、サービス活動を行ってきました。
フィリピン編第一弾は、具体的なスケジュールとその詳細について紹介します!
6月28日~7月2日 オリエンテーション、市内探検、施設訪問など
羽田から約5時間、マニラで乗り換えをしてそこから2時間の場所にあるドゥマゲッティ。
初日はサービスラーニングオリエンテーションとして、サービスとは何かということや、1か月間の具体的なスケジュールについて説明を受けました。初日の夜はウェルカムディナーというものがあり、豪華な食事だけでなくフィリピンの伝統的な踊りも披露してくれて、1か月の良いスタートを切れたと思います。その後、シリマン大学内を案内してもらったり、ドゥマゲッティの市内を案内してもらったり、これからお世話になるエージェンシーの訪問をしたりしました。また、シリマン大学の教授から日本とフィリピンの歴史についてレクチャーをしてもらい、そのあとハイキングも兼ねて、高台にあるJapanese Shrineという場所にも訪れました。日本の歴史教育だけでは見えてこなかったフィリピンと日本の関係についても学ぶことができて面白かったです。
私たちは大学の寮に泊まっていました。大きい荷物は寮に置きっぱなしで、サービス活動に行くときは、リュックに荷物をぱんぱんに詰めてそれぞれの場所に行っていました。
7月3日~7月7日 5つの活動場所に分かれてサービス活動(私は性的虐待を受けた子どもの一時保護シェルターで活動しました)
ここからが本格的なサービス活動。ICU生2人か3人に1人シリマン大学の生徒がついてくれて、5つの場所に分かれて4泊5日間、それぞれの場所でサービス活動を行いました。具体的には、ごみ山の近くの村でスープキッチンの手伝いをする人もいれば、児童養護施設のような場所で子どもたちと触れ合ったりする人もいました。みんなそれぞれいろんな経験をしてきて、久しぶりに会ったときに活動内容や感想などを話すのがとても楽しかったし、興味深かったです。
サービス活動とサービス活動の間には必ずリフレクションをする日が設けられていました。サービス活動をして感じたことや自分の行動の振り返ることは、サービスラーニングで最も大切なことです。みんなの意見を共有することでまた新たに気づく考えなどもあり、充実した時間でした。
7月10日~7月14日 3つの小学校に分かれてサービス活動
2つ目のサービス活動は小学校で行いました。ICU生3~4人とシリマン大学の学生2~3人のグループでそれぞれの小学校に訪れました。そこでの活動もそれぞれ異なっていますが、私たちは図書館の整理や日本文化紹介をサービス活動として行いました。折り紙を教えた時は特に盛り上がり、教え終わった後に子どもたちからなぜかサインを求められ、一躍スター気分でした。ここでは基本的に小学校の先生のお宅にホームステイさせていただき、フィリピン家庭の雰囲気や暮らしについても知ることができました。
7月17日~7月21日 Boloc-Bolocという村でホームステイ+サービス活動
最後のサービス活動はBoloc-Bolocという名前の小さな村で行いました。ここでは特に決まったプログラムが組まれているわけではなかったのでゆったりとした時間を過ごしていました。それでも、夕方になると村の子どもたちとジムでバスケットボールやバレーボールをして一緒に遊んだり、折り紙を教えたり、朝はパンを作ったりしていました。また、村の人にインタビューをする機会もあり、村の暮らしや今後の発展などについて聞けたのが興味深かったです。休日はホストファミリーと一緒に海へ行ったり、チキンファイトを見たりしました。
7月22日~7月26日 リフレクション、Solidarity Celebrationなど
すべてのサービスプログラムが終了し、帰国までの間はファイナルリフレクションとしてプレゼンテーションをしたり、今までお世話になった施設やホストファミリーが来てお別れをするSolidariy Celebrationというものがあったり、Fiestaで夕食を2件はしごしたりと、イベントが盛りだくさんでした。
サービス活動のほかにも、みんなで海や滝などに行って、フィリピンの大自然を感じることができました!
次はフィリピンでのサービスラーニングを通して感じたことについて書きたいと思います!