2018年度コミュニティSL体験談

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JSSL (Japan Summer Service-Learning) プログラム

ICU生がアジア及びアメリカのパートナー大学の学生と、約1ヶ月間、大学周辺及び地方でサービス活動を行うプログラム。

このプログラムを通して私は、自分と社会との繋がりや、社会が「サービス」をし合って成り立っているということを実感し、素晴らしい経験をしたと思いました。JSSLでは、ICU周辺の小学校や高齢者施設に行ったり、小金井市や長野県の天龍村で地域の方々と交流をしたりしました。そこでは、自分たち学生の学びが、繋がりのあるコミュニティの方々によって支えられているということを身をもって知りました。そして、まずは自分自身が、コミュニティの方や学校の子供たちに会い、その場で時を共有することが、自分たちの新たな「出会い」や「繋がり」の始まりであり、またお互いにとっての「サービス」と「ラーニング」の始まりになるということを感じました。これは、自分がこのプログラムをひと通り経験するまでは、知り得なかったことだと思います。いま、自分の人生や活動はまさに、JSSLでの経験無しに語ることは出来ません。サービス・ラーニング・プログラムを経験できて、本当に良かったです。 

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三鷹市地域福祉課

活動全てが新鮮で楽しかったです。この活動を通して市役所の活動に30日間も関わる事が出来たのは、本当に幸運だったと思っています。また、自分自身、公共政策に興味があり、市役所を活動場所として選びましたが、期待以上に学ぶ事が多かったと感じています。関わらせて頂いたのは、三鷹市の地域福祉課という部署ですが、課長を始め係長、私の担当をしてくださった主任の方、その他、地域福祉課のほぼ全ての職員の方々と関わらせていただきました。皆さん、私を快く受け入れて下さり、職員の方とはいえ気さくに話せる方々で、楽しく活動をする事が出来ました。また、地域福祉課の事業を通し、三鷹市民の方々とも交流をしました。大学生という身分で若い世代というだけで大変重宝して頂きました。地域福祉、地方行政に若い人が本当に必要とされているのだと身をもって感じました。色々な人と関わり、繋がりを作れた30日間でした。今後も三鷹市内において、地域行政に関われたらと思っています。

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アジア学院

農村リーダーを目指すアジア・アフリカの研修生と野菜の栽培、家畜の世話等を行いました。印象に残っているのは、モーニング・ギャザリングという集会で自分はなぜアジア学院に来て、何を学んで、そして将来何をしていきたいかについて話す機会を与えてくださったこです。今までアジア学院で何を学んで何を感じてきたか振り返る良い機会となりました。さらに、自分の考えを今まで一緒に活動してきた仲間に伝えるということは感謝を伝えることにも繋がると思い心を込めてシェアリングをしました。実際に野菜を育て、家畜のお世話をして、育てたものを自分達で食べるということはとても不思議な感覚でした。普段はスーパーマーケットで食料を作られた過程を意識せずに買っているからです。しかし、アジア学院にいる間は食べ物が作られた過程やたくさんの命の犠牲を考えながら常に自分の目の前にある食や命に感謝していました。この自分の中の変化を最後に共有できたことはとても貴重なことだったと思います。

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